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製品のご紹介

PVエコライン・ミルサイザーの原理

人工珪砂製造装置(ミルサイザー)は、低動力でガラス同士の衝突を利用し造粒する遠心式造粒機です。これにより角の無いガラスカレットを製造し、ガラス原料や骨材に再資源化できます。また、再資源化の検収条件に合わせて高度に粒度と純度を調整することを可能にしました。

PVエコライン・ミルサイザーの実機仕様

1)型式 ミルサイザー
2)電動機 造粒機 22KW*4P*AC220V50Hz
3)造粒刃物 ローター:耐摩耗鋼板(特殊鋼)
内部ライナー:耐摩耗鋳物(特殊鋼)
4)投入口寸法 240mm
5)排出方式 ローターの回転力による衝撃破砕と空気圧を利用した掻き揚げ払出方式
6)造粒粒度 0.05mm〜5mm(95%以上)
7)処理能力 対象物により変化はあるが平均で2トン/時間の処理
8)消耗部品 ローターと内部ライナーは点検により限界摩耗であれば部品交換が必要

PVエコライン・クリスタライナーの原理

ガラス粉砕装置(クリスタライナー)は、結晶系太陽光パネルカバーガラスを2軸ロール式圧縮機構により小片のガラスカレットに剥離するものです。
不純物のないガラスカレットを回収でき、太陽電池セルも板状のままで破損させることがないため、金属類のコンタミ(不純物)混入を防止できます。
この機械は太陽光パネルの性状を問わず、災害等で割れやヒビの入ったものなどあらゆるタイプの処理対象物にも適合しています。

PVエコライン・クリスタライナーの実機仕様

1)型式 FDS1250PV
2)電動機 サーボ式ギヤードモーター 2.2KW*4P*AC220V50Hz(2台)
コンベア用正逆モーター 1.5KW*4P*AC220V50Hz(2台)
3)ロール構造 上下2軸式圧縮ロール(特殊溝加工)
4)上下ロールの隙間調整 偏心カム方式
5)ワーク寸法 最大パネル寸法:2050*1100
6)ワーク上下 ワークを表裏2枚重ねて2枚同時に剥離処理(ガラスがロール面に接触)
7)処理能力 正逆を3回まで自動で繰り返して2分以内に完了(1枚あたり1分で処理)
8)消耗部品 2軸ロールは点検により限界摩耗であれば部品交換が必要

シリカグラスサンドについて

シリカグラスサンドの仕様としては、以下の粒径と形状が特徴です。

粒径 2mm以下(粒度調整可能)
形状 エッジレス

シリカグラスサンドの今後の活用先として、ガラス原料以外に以下の分野が期待されます。

  • 干潟・浅場造成材
  • 覆砂材
  • コンクリート用補助骨材
  • 道路舗装工事用材料(光る道路)
  • 排水用材料
  • 水耕栽培
  • 浄化槽用途
  • ゴルフ場のバンカー
  • 競馬場のダート
  • 人工ぐり石
その他無害で安全であることを条件に、幼児や学校の砂場、景観の映える空間にも適用の見込みです。